視察研修報告 〜大分県  豊信会を訪ねて〜

平成28年2月12日・13日、今年度の視察研修を実施しました。
今回の視察研修は、他都市の異業種交流団体の活動を当協会の今後の活動の参考とするために、先進事例として大分県の豊信会(大分県異業種連携企業会)を訪ねました。

豊信会は大分県産業創造機構が事務局を務め、大分県下の主要な企業がビジネスにおける連携・協業を目的としています。

まずは各会の成立ちや活動状況について、それぞれ説明。参加者各自の自己紹介を行い、フリートークでの意見交換を行いました。 豊信会は大分県を代表する企業からベンチャーまで幅広い業種の企業が参加しており、そこでの連携からさまざまなビジネスが生まれていました。また他都市との異業種団体との連携も積極的に進めているなど、その精力的な活動に刺激を受け、参考となりました。

 

 

 

左から鈴木名誉会長(豊信会)、木原会長(豊信会)、田中会長(佐世保異業種交流協会)

 

 

翌日は豊信会の会員企業である三和酒類(株)の日田蒸留所を視察見学しました。

“下町のナポレオン” として知られる「いいちこ」を製造するいいちこ日田蒸留所は、ニッカウヰスキー九州工場の跡地が使用されています。 蒸留所で使用されているステンレス製焼酎蒸留装置は、豊信会の鈴木名誉会長が社長を務める(株)江藤製作所との共同開発で作られたものです。そこで共同開発の経緯など興味深い話を伺うことができました。

 

 

 

 

当協会の活性化のためには、ヤル気のある企業との連携が重要であり、効果がでるものと認識させられました。また、この意見交換会を今回限りとするのではなく、次年度以降も何らかの形で継続することを双方検討することとなりました。

 



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活動報告

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